オーストリアチター協会セミナー報告5「ツァィレルンのスタジオ コンサート」(KAKO)

Studio-Konzert(スタジオ コンサート)

ウィーンやザルツブルクから、オーストリアチター協会セミナー会場のツァィレルンで開かれるこのコンサートを聴きに人々がやって来る、と前に書きましたが考えてみれば、それは当然の事。私が東京でのコンサートに嬉々として出かける様なものですから。
そうです、大きな楽しみとして私は日本から毎年出かけていますもの
さて、その内容を、音の伝えられない紙面で、どの様に表現しましょうか。
100名程の椅子が弧を描いて並べられているスタジオには、良い席を、と開演30分前頃から人々が次々と着席。 K.Waldburg も入って来ました。

このコンサートのプログラムや各演奏家の事は、会員専用ページをご覧下さいね・・・。

22時もまわり、興奮も次第に解け、人々が会場を去りつつある中、Oberlechner/Golden/Waldburg 三人はKleitsch のE-Zither を囲んで熱心に意見を戦わせて、、、。

前夜も Oberlechnerと Mueller によるE-Zither に関してのシンポジウムが行われました。マイクロフォンやアンプの方式を替えては試し、参加者が質問します。その様な複雑な意見交換を私のドイツ語力では理解出来るわけも無く、どうしても自分の眼鏡を通しての判断となってしまいますので、ここには書く事を控えますが、Zither の世界が“E”の方向へ進んでいる事は間違いないでしょう

では また

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