オーストリアチター協会セミナー報告7「アンサンブル&オーケストラ」(KAKO)

Scharf(シャルフ) のアンサンブル・Golden (ゴールデン)のオーケストラ
翌日の予習をする間も無くベッドへ、すると大抵早朝に目覚めます。
半身起き上がり、脚には布団を掛け、ツィターと譜面をうまい具合に載せて
リングははめずに“音無しの構え”で、さあ練習!

Scharf クラスはバロック時代の曲からTanzとScharf 自身の作曲のRosenmenuettを。その他にも何曲か渡されてアンサンブルの時間に皆で一応練習し、様子を見て曲が絞られてゆくのです。

Tanz: 17C.当時は木管クラリネットでオブリガート(旋律的序奏)が加わり、かなり華やかな曲であったことを偲ばせるScharfの即興演奏と詳しい説明で、私にも充分理解出来るものでした。
Rosenmenuett:これは、Trio曲セミナーではその講師が作曲もしている場合、自身の作品が取り上げられるのが常で、私もその楽譜をまず求めました。セミナーでは楽譜を返却しなくてはならない場合もあり、そうなると指使い等を記入する訳にはゆきませんので。
帰ってからこのTrio の楽譜をよく読んでみると、どれもSolo で弾いても物足りなさなど露程も感じられず、難易度も中程度、またZi.㈵や㈼が加わることにより豊かさを増しますから、とても役立ちそうな曲であることが判りました。

Golden クラスは、わが日本の“任天堂”Super Mario Galaxy から、Rosalina in the Obervatory(Koji Kondo作曲)とPizzicati (Leo Delibes 1836-1891) 、いずれも Golden の編曲による2曲を。

任天堂関連作品は最初、他の二作品の譜面も渡されましたが、いずれ回収、指使いや注意事項などを熱心に聞き書き込んでいた私は、あわてて消しゴムを使わねばなりませんでした。

この、任天堂スーパーマリオ・ギャラクシーゲームのゴールデン編曲の詳しい内容につては、会員専用ページをご覧下さいね。

F.Golden/H.Oberlechner/K.Waldbur(写真は、任天堂関連曲を殆んど初見で演奏するゴールデン・オーバーレヒナー・ヴァルトブルグの三人)

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