庭の草花とツィター曲への所感
今年のルピナス、黄色がこんなに長い花穂を付けて
この狭い一角から、ニュージーランドの広い原野に一面に咲き乱れるルピナスを思い起こせ、と言っても少々無理でしょうけれど。
ルピナスの色は赤でもピンクでも、色に深みがあるせいか、好きです。
絵具に例えるなら油絵具でしょうか、水彩も勿論大好きですけど。
間もなく京鹿の子やアスチルベが庭の方々で、その次には百合が100位咲くでしょう。
一年草の区画は、パンジーやチューリップの後、コリウス類にするつもりですが苗がまだ出回りません。
庭奥の木陰には、大葉のホスタが一株50cmにもなり、ぽかりぽかり
のびのびと葉を、その間から海老根蘭が花穂を出しています。
二三年前から魅力を感じているのは、エキナセア、ことに白。
歳と共に花への好みが変わって行く様に感じますが、
ツィター曲に対してはどうでしょうか、
ツィター本来の特性を活かした古典も良いけれど
Oberlechner のジャズっぽい演奏や
Georg Glaslの息のかかった“ミュンヘン楽派”(私が勝手に付けた名前)などには
ツィターの未来への可能性を引き出す力が漲っている様で、大きな魅力を感じます。
Oberlechner から、今年Seminar に参加出来ない知らせに対しての
通り一遍ではない返信が届き、励まされました。