トミーさんと日本(3/21)コンサート前日

いよいよ、コンサートの前日になってしまいました。今回のトミーさんの来日では、私、春巴がトミーさんと宿泊等の行動を共にするので、惠藤先生から、スケジュール等をトミーさんに、きちんと説明するよう仰せつかりました・・・が・・が・・。英会話のほとんどできない私にどうしてトミーさんにスケジュールを伝えるのか・・これが問題です。日本語で書かれたスケジュール表はありますが、トミーさんには読めません。

そこで、苦肉の策!筆談という言葉がありますが、私は英文はほとんど書けません。なので、画談と言いましょうか・・・絵を描きながら英語の単語を並べて説明するのです。トミーさんも私が英会話がほとんどできないのを知っているので、これは上手くいきました。以下の図は朝9時半に五十嵐邸を車で出発して、9時50分にコンサートホールに到着するスケジュールの説明の絵です

英単語の綴りが合っているのかもどうか分かりませんが、トミーさんは、「分かった、分かった」とうなずいてくれたので、ホッとしました。これでちょっと自信を持った私は、今回はこの方法でトミーさんに言いたい事を伝える事にしました。

10時から芸術文化センターのリハーサル室で、1時間ほどトミーさんと惠藤先生が練習。11時過ぎには、打越さんと石原さんが到着なさいました。トミーさんとお二人はしばし再開の喜びの挨拶。(内容はよく聞き取れませんでしたが、皆さんニコニコだったので・・そう思いました。)トミーさん、惠藤先生、石原さんの3人でトリオの練習をした後、お昼ご飯?(いつもは食い意地がはって、なにを食べたか覚えている私ですが、さすがに気が張っていて何を食べたかわすれました)午後1時前には、続々とANZチターアンサンブルのメンバーが到着。アンサンブルの指導が始まります。これまで数回に渡って、惠藤先生が指導されてきた演奏の総仕上げです。曲は「雪山のレントラー」と「第三の男(ハリーライムのテーマの石原和子編曲アンサンブルバージョン)」の2曲です。惠藤先生の日頃の指導に加え、トミーさんならではの音の止め方等、本番前日とあって皆さんの顔は真剣そのものです。あまりの皆さんの真剣な顔つきに「僕を見て!ほら・・スマイル!スマイル!」とトミーさん。皆さんの雰囲気がなごんだ気がしました。「雪山のレントラー」の練習に続き「第三の男」の練習も終え、ステージへの入退場の練習もしましたた。アンサンブルの練習後は、またトリオの練習やデュオの練習。夕食をすませて、五十嵐邸に着くと、夜10時頃から「僕は1時間くらい練習するから・・・。」とまた防音室に入るトミーさん。いったい毎日何時間チターを弾くのか・・・。とにかくすごい練習量です。さすがはプロだなぁとつくづく思いました。トミーさんが夜の練習をしている間、私はどうしていたかって・・・。やっぱりお風呂に入って、お酒を飲んで今日一日の回想しながら酔っぱらっていくのでした。

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