お花見の集い当日の桜(Kako)

お花見の集い

当日は快晴、桜は八分咲き、時々鶯も大きな声で参加して
絶好のお花見日和でした。

例によって最初は“これから始まりますよーーー”のアルプホルン

二番目は、義太夫。
日本語では義太夫を“語る”と表現しますがドイツ語では“singen (歌う)” と言います。
私のZither 歴とほぼ同じ年月を義太夫に情熱を注いで来たというNさんの15分に亘る熱演、絵本太功記より第10段『尼ケ崎』に聴き手は息を呑み聞き入りました。

つづいてお話し朗読“夏休み昆虫観察日記”
面白くて、皆くすくす笑いながら。
あまりに面白かったので、後日その本を取り寄せて読んでみて他人に声を出して読んで貰う事がどれ程面白さや味わいを深めるものか身に沁みて感じたのでした。
朗読のお勉強を続けて居られるAさんの技量のお蔭である事は勿論ですけれど。

そういえば、ツァイレルンで毎夜催されるコンサートの、ある晩では必ず朗読が挟まります。
それもかなり際どいシャレや例えが入るお話しで、聴き手は堪え切れずクスクスからげらげらへ。
言葉の良く解らない私でさえ笑えてしまう様なものが一晩のコンサートに二度も取り入れられるのです。
ツァイレルンに行く様になって、コンサートのプログラミングへの考え方も変わった様に思います。

出し物の四番目が私のツィター演奏。
Temerson のコンサートの後で私が弾くのは、、、、とのためらいも有りましたがこうして元気にしていられるのだから、と、短期間でしたが精いっぱいの努力をして臨みました。
H.Oberlechner の曲は、6月のセミナーで直接彼からアドヴァイスをと楽しみにしています。その他は私の編曲、二曲。短期間にしては、何とかまとまった様でした。

出し物は四つでしたが、どれも大層評判が良く、楽しんで頂けた様でした。

つづく

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