アルプホルンの「ソロ・デビュー」を果たしました。 (S. Uchikoshi)

2014年8月9日、静岡県裾野市の富士山の麓の高原別荘地「十里木」に新しく完成したショッピングとカフェの施設「アザレ」で8月中に夏のスペシアル イベントが企画され、期間中いくつものコンサートや講演などが行われてたいへん実りあるものでした。私は、8月9日にアルプホルンのソロ デビュ-を、8月30日にチターとシュタイリッシェハーモニカの演奏をしました。今回はアルプホルンのときの模様をお伝えさせていただきます。
尚,投稿記事の写真は福島五夫氏から提供して頂きました。
DSC01315
私はアルプホルンを初めて約10年になりますが、今回初めてソロで人前で吹かせていただきました。これまではもっぱら合奏で低音のパートを受け持っていました。これは比較的楽なものででしたが今回はソロで高音をきれいに安定的に吹かなければならずこれは私にとってはたいへんな仕事でした。
音楽打越アルプホルン4AZALEE140811twb
アルプホルンはチターのようにフレットや解放弦のような固定音がありませんので出したい音を出すのが大変です。また、今回はピアノとフルートとのアンサンブル2曲を演奏しましたので責任も重いのです。
DSC01328
音楽打越アルプホルン2AZALEE140811twb
良い音を出したいと思い本番前の一週間は酒を断って猛練習をしました。そして本番の2日前にようやく大事な高い音が出るようになったのです。
一つの壁を破った、という感じで嬉しかったものです。ところが本番では緊張したのと肝心のマウスピースを取り違えて吹いたためにうまくゆきませんでした。しかし何とか2曲終わった後のビールがおいしかったこと。
音楽打越アルプホルン3AZALEE140811twl
飲んだ後で友人がもう一度聞かせてくれと頼まれて演奏しましたら今度は一回目よりずっとうまく吹けました。友人たちは、「酒を断っては駄目よ」と冷やかされたことでした。 お陰様でアルプホルンの演奏に少し自信が持てるようになり、このような機会が与えられたことに心から感謝をした次第でした。
カテゴリー: 新着情報   パーマリンク