バーゼルチターコンサート

いよいよ本番の朝。お天気は快晴。会場に着くともう皆さんは忙しそうに準備です。開演は２時。朝からのリハーサルも昨日のリハーサルとは違い、気迫が伝わり本番に向けての仕上がりは素晴らしいものです。

お昼は持ち寄りのハムやチーズのサンドウィッチにしていただき、日本からお土産に持って行ったおかきやお煎餅も好評。

１時過ぎからお客様が集まり始め、用意した椅子がどんどん足りなくなりメンバーの男の方は大忙しで椅子を運んでセットしています。バーゼルチターオーケストラの代表者のフレッド・マルキス氏の挨拶から始まり、指揮者トミーテマーソンの登場。ひときわ大きな拍手が。ここでもトミーさんの人気がうかがえました。

第１部はオーケストラの演奏。

一番若いお客様の２か月の赤ちゃんもお母さんの腕の中で静かに聴いています。時々ムニャムニャと小さな泣き声にも周りの人たちの温かい気持ちで最後まで聴いていました。赤ちゃんからお年寄りまで幅広いファンがいるのも歴史があるからでしょう。コンサートをし続ける意味を考えさせられました。

第２部はトミー・恵藤・石原のトリオ。トミーと恵藤・トミーと石原のデュオ。最後に３人で「ラデツキーマーチ」。芸文では手拍子が出たのに、ここでは最後まで出ないので心配していましたら、演奏が終わってからものすごい拍手が！鳴り止まない拍手をもらったのは初めて。アンコールに「ギャロップ・プレスト」その後、オーケストラの演奏。２時間のコンサートは感動でいっぱいでした。バーゼルチターオーケストラのメンバーたちが温かく迎えて下さったおかげで無事に終えることができました。