９月２８日福井県大飯郡高浜町馬居寺・高野山真言宗　本光山　馬居寺　にて観月祭があり、チター演奏をしました。

馬居寺の創建は福井県で最も古く、飛鳥時代（１４００年前）聖徳太子の開基と伝えられているお寺です。

聖徳太子が帰化人を伴い甲斐の黒駒にまたがり諸国遍歴の折り、若狭の和田浜を通られ休憩中に愛馬が見えなくなり探していると、南の山上よりいななきが聞こえ、光明が輝いたので此処ぞ観音の霊地であるとして太子は堂塔を建立され馬頭観音を刻み安置されました。そして、光明輝く山と称して本光山と名づけられました。

ご本尊は、馬頭観世音菩薩座像（国指定重要文化財）平安後期の作

弁財天坐像（町指定重要文化財）鎌倉時代。弁天様は技芸・福徳財宝の神。

普段は奥にお祭りされているこのお二つの坐像が前に飾れらた祭壇の前での奉納演奏です。芸が上達しますように、とお祈りを込めて演奏させていていただきました。

毎年の観月祭に演奏家を呼んで、お客様はお座敷に座って聴かれます。今年で２７年目ということでした。

午後１時から献茶。別室のお茶室にてお濃茶とお菓子を頂き、２時から奉納番組の般若心経・献花（山村御流・深尾桜昌）

舞　高砂（神崎房美）　休憩に続きチター演奏を１時間

 

プログラム：第１部

荒城の月・ムーンリバー・エストレリータ・トロイメライ・第三の男・　皆様と一緒にクーグロッケンでエーデルワイス・

第２部　チターソロ

大正ロマン（カチューシャの唄・宵待ち草ゴンドラ・の唄）・コッフェル湖のすみれ・ウィーンわが夢の街・

Pasa Calle・見上げてごらん夜の星を