ANZ 新年の練習会、盛会だった事でしょう。
参加出来ず残念ではありましたが、ザルツブルクへ向けて最善を尽くさねばなりませんので。
お話しと演奏を３０分間にまとめるには、ドイツ語をかなり早口でしゃべらなくてはなりません。聞き手が集中して耳を傾けてくれる最適な時間というものが有るそうで、それは１３分だとか。ゲルトルード・フーバーさんとは実に１５年ぶりの再会となる為、話したい事も増えてしまいました。とても１３分には収まりそうもないのですが、随所に笑って貰える内容を織り込み、身振り手振り、抑揚豊かに、そして緩急付けて進めれば、下手なドイツ語にも聴き耳を立ててもらえるのではないかと、お話しと演奏を毎日通して練習しています。

その合間にこの色暖かな手袋を眺め、リセットしてはまた練習。これはクラフト作家の実験的作品ですが、‟実用になる芸術作品”として気に入って求めたものです。人を温かな嬉しい気持ちにさせる手袋でしょ？