OAC最後の練習

昨年12月26日、旧アサヒコーラスの最後の練習日でOACの歴史に幕を下ろしました。最年長のおよしさんは93歳。昭和19年にアサヒコーラスに入りそれから70年以上歌い続けて来られました。まだまだお元気でいつも一番前の席で歌われていました。そういえば、私が伴奏を弾いていた40年以上前でも一番前がおよしさんの定席でした。髪型もその時のまま。長年指揮とみんなのリーダー役だった片山さんも少し言葉が不自由になられても変わらない笑顔、安岡さんも90歳くらい?!今でも車を運転して四国位までは行かれるくらいお元気。曲の解説を研究され語学が堪能で原語で歌う時には発音の練習から厳しい指揮でした。秋にはウィーンの楽友協会に行って来られ感激されていました。一番若い指揮者の柴田さんは新しい選曲で楽しませていただきました。「水の命」を歌えた感激も忘れられない思い出です。50年近くお世話になった方たちとお会いできなくなるのはとてもつらいですがたくさんの想いでは、いつでも心を温かくしてくれています。亡くなられた朝比奈隆先生・木村四郎先生のお話でいつまでも尽きることがありませんでした。こんなに長きにわたり仲間が仲良く歌を続けて来られた方たちに可愛がっていただいた事は感謝以外の言葉が見つかりません。皆さんとまたお会いできると信じて頑張って行きたいと思います。

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