Ritaさんから楽譜を

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コンサートの翌日は開放された気分でラインの滝へ。

ホテルから2時間余り、小型バスをチャーターしてのドライヴ、朝方の霧雨も滝に到着する頃には申し分無く穏やかに晴れ渡ったのでした。

ライン川はスイスアルプスのトーマ湖が源流とされ、ドイツとの国境にあるボーデン湖を経て、シャフハウゼンで滝となり、バーゼルからドイツを流れ、有名なローレライの岩を過ぎ、オランダのロッテルダム付近で北海へ注ぎます。

全長1、200km.余りもの長旅にもかかわらず、滝はシャフハウゼンただ一箇所、ここを過ぎると海まで船舶の航行が可能なため、シャフハウゼン、バーゼル共に荷物の積み替え港として繁栄した都市だそうです。

ラインの滝では3コースある遊覧船の2コースを楽しんだ後、滝が良く見えるレストランのテラス席で遅めのランチにしたのでした。

バーゼル・ツィタークラブからも三名同道して下さり、おじいさまがツィター演奏家・作曲家でもいらしたというRita Batschelet さんがそのおじいさま、Tumasch Rauch の舞曲集 “Taenze aus dem Engadin” を美津子さんと私にプレゼントして下さったのでした。 お話を伺ってみますと、Tumasch Rauch はオーストリア国境に近いScuol にお住まいだったそうで、2008年には私もScuol やその近辺Guarda , Aldez 等をドイツ人ツィター奏者Werner Frey と共に訪れた事があり、私の拙いドイツ語ながら話が弾んだのでした.

 

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帰国してから作曲者Tumasch Rauch について、Rita さんにお訊ねしましたら、折り返しお便りを頂きましたので、それについては次回に詳しく書くと致しましょう。

 

 

 

バーゼル・ツィタークラブへのお土産は、藍染めでツィターを染め抜いた布絵と、Kako Ishihara の日本のメロディー編曲集(1)・(2)をANZからとして差し上げたのでした。 バーゼルのメンバー全員のための楽譜を私一人で持って行くのは大変だから、とANZ のメンバーが分担してくれましたので、大いに助かりました。

 

                               2016年12月   KAKO

 

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