Werner Frey からメール

フルマンフライと女の子-1814日に84歳の誕生日を迎える、というツィター奏者 Werner Frey からメールが届きました。今年も91日まで、スイスのグシュタードのホテルで弾いているよ。

KAKO 変わりなく元気か?私の家族も無事に過ごしているよ。と簡単なものでしたが、この15日にグシュタードの教会で行うコンサートの自筆プログラムと新しく書いたガーシュウィンの “ラプソディー イン ブルー” の楽譜が添付されていましたので、ご覧に入れましょう。

 

グシュタードは素朴で静かな雰囲気の高級リゾート地で、ヴァイオリニストのユーディ・メニューインもこの地を愛したことに因み、夏にはメニューイン・フェスティヴァルが開かれる事でも有名です。

 

ヴェルナー・フライはもっと若い頃、グシュタードのホテルの後、9月にはサンモリッツの近くのグアルダ(やはり高級山岳保養地)でも演奏していました。昼間は村々の教会で演奏して回る事も日課としており、KAKOの日本の曲も弾くから来ないか?と誘われてはるばる訪ねて行った事も良き想い出です。小さな村には相応しい小さな教会が密やかに建っています。どこも石造りでツィター演奏には最適、それはそれは美しく響くのでした。聴き手はいつも10名程の村人だけ。

 

 写真は、マルティーナ村で教会の鍵を預かっている家に寄り気軽に弾いて聴かせるフライとティーナちゃん(2008年)。この少女も今は綺麗な娘に成長している事でしょう。

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