三田フラワー市民センターホール
コロナ禍の中、チターフロイデコンサートは中止に、音楽院レッスンは3月から9月まで休講と言う中で音楽活動をどうしたら良いのか悩んでいた8月末、大学のコーラス部の先輩からご丁寧なお手紙を頂きました。
5年前40数年ぶりで同窓会で再会しチターを弾いていることを知らせていました。その後、トミーテマーソンとのコンサートにも来て下さり年賀状交換をしていましたが突然のお手紙は大変嬉しい演奏依頼でした。閉ざされていた窓が開け放されたような明るく元気になり喜び一杯で練習を始めました。
プログラムを決め ビデオで手元を写したり、スクリーンにドイツで撮った風景を写して・・・そしてチターテーブル・機材を先輩のお宅に送ったり。
初めて行く場所の電車の時間を調べてみると、意外にも所要時間1時間3分。三田市は西宮のすぐ北にある大阪と神戸の通勤圏にある郊外の都市で、大変住みやすそうな町でした。
当日は予定の電車より1台前に乗れ、ゆっくりと景色を眺めながら着きました。駅前からフラワーホールはすぐに見つかり、音響設備もとても良いホールでした。ソーシャルディスタンスで席は半分に。舞台には大きなスクリーンもあり、ドイツで撮った写真も大変きれいに映りました。本番で手元を写す切り替えには何度も失敗しましたが、スタッフの方が助けてくださいました。
終わった後、クーグロッケンで参加してくださった方から「楽しかったあ!」と声をかけて頂き、暑い中での練習のきつさも忘れるほどの元気を頂きました。演奏依頼をしてくださった先輩に感謝です。
プログラム
- バイエルンのメヌエット チロル民謡
- ウィーン我が夢の街 ジーチンスキー
- ウィンクルムースの牧場にて クナーブル
- トロイメライ シューマン
- コッフェル湖のすみれ フロインドルファー
- ウィーンの森の物語 シュトラウス
- クーグロッケンでエーデルワイス
- 小さな秋 中田喜直
- ララのテーマ
- カフェモッァルトワルツ アントン・カラス
- 第三の男 アントン・カラス
- アンコール ウィーンはウィーン