短歌の学校一年生   (2)

土地それぞれの風土に適した干し柿用の渋柿があるものです。

広島・山口には西条柿、信州飯田方面では市田柿、山形には紅柿というふうに。伊豆伊東では、四溝柿が庭や畑の隅に植えられ、秋を彩ります。気候や生産量の上から、市田柿や紅柿の様な、商業ベースに載せられるものではなく、自家用に精々300~500個位、軒下に吊るす訳ですが皮をむいて干し丁度5日目頃、お日様に照らされた透き通る様な柿色が、何とも美しく、毎年その作業を楽しみにしています。

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柿すだれ 我が一時(いっとき)の 宝物

星光(ほしかげ) 清(さや)かに 安らぐ夢路

 

 

 

要あって、マイナンバーカードを申請しました。

 

マイナンバー 添付写真は 物語る

歩みし吾の 長き道のり

 

 

 

2015年の春を最後に、枯れてしまった八重桜、庭のシンボルツリーでした。これは“普賢象”と言って、鎌倉の材木座、桐ヶ谷に室町時代からあった普賢菩薩を祀るお堂の横に咲いていた事から、普賢堂、後に普賢象と呼ばれる様になったとか。

来春には小鳥がこの巣箱を使って、雛をかえしてくれるかしら?

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寿命とて 枯れし樹幹に 巣箱掛け

蘇れ 春 桜と吾に

 

2020.12.1 KAKO

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