シアトルの広瀬さんから

シアトルにお住まいの広瀬さんから、投稿を頂きましたので、皆さんにご紹介致します。

昨年2013年秋に入会した広瀬と申します。 アメリカはシアトルの隣町が住居です。

 

チターという楽器、その音色が本格的に好きになったのは1960年代にアントンカラスやルディークナープルなどが日本へ来ての演奏会、それをTVで見たのが大学生の頃、必死に録音機を回して録音しましたっけ。 それから獣医師になり渡米、なんと都会ボーイがアメリカで牛の獣医に、、そして日本へ帰るチャンス、タイミングが合わずとうとう40年以上過ぎました。 チターはアメリカでも好きでしたが場所がハワイ(当時は牛も多く居ました)ウクレレの世界でチターとはあまり縁がありませんでした。

 

現在はシアトルといってもすぐ隣のベリビュー市に住み、近くのハイウエーからはマリナーズのセイフコ球場までは15分位で行ける所です。 今度同じリーグのヤンキースも来るのでマー君の登場の時には見に行こうと思っています。

 

さてチターは昨年ドイツ、ウイーンへ旅して沢山のチターCD買い入れやっと念願かなったと思っていたところ、その秋に神戸で恵藤先生のチター練習見学ありということでお邪魔し、実物のチターを初めて目の前に、そして先生の演奏を聴いてウーン、これぞチターと感激しました。 その後先生とお話したらなんとハワイ時代の共通の友人が居たことが分かり、話も盛り上がったついでに実はチャンスあればチター習いたかったのですが、、、アアそうジャア大丈夫、歳なんか気にせづにとの言葉に私も調子に乗ってハイハイと。 翌日さっそく横浜実家にチターが届きアメリカに持ち帰りました。

 

大体月に一度日本へ来ているので毎回チター担いで来ていますが、今回芦屋でのチターフロイデでいきなり弾いてごらんなさいとのことで恥ずかしながら課題曲エーデルールワイスを。 でも皆さんのを聞いてサスガ年期が入ってお上手、自分は一体いつになったらあんなに弾けるのかな~~と少し落ち込みました。 でも継続は宝、とにかく続けるしかないですよね。

 

恵藤先生が牛の牧場と書かれていましたが、アメリカで回る乳牛の牧場は大抵1200頭とか2000頭とかの所が多いのですが、凄いのは出す乳の量が全員、いや全頭ともに多く日本の酪農家も感心するほどです。 別に魔法や秘術があるのではなく、基本的に牛が居心地良い環境を作っています。 簡単なようですが、夏は暑く、冬は寒い、沢山の牛がグループに居る、イジメもある、ボス牛が居ても弱い牛がちゃんと食事、水を飲めるように人間が工夫せねば一日3回も搾乳場へ行き乳を搾られる生活が出来ないのです。 そう細かい気配り、管理が要求されます。 900万頭も乳牛の居る国 ちなみに日本では180万頭だけ。 とまあ牛のことを書き始めたらキリがないのでこの辺で。

 

次回はテマソン先生のチターセミナーの通訳をおおせつけられたこと、テマソンさんとの

雑談で興味あったことなどを。

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