トミーテマーソンチターコンサート

3月9日いよいよ本番当日。あいにくの雨。わたしの運ぶもの。チターテーブル・クーグロッケンを置くテーブル・ピアノ椅子2脚・プロジェクター・クスリーン・アンプ2個・クイントチター・アルトチター・バスチター・キンダーチター(子供用のチター)・100年前のウィンーのチター・本番で引くプサルターチター・花瓶・花台・プログラム・CD3種類120枚の入ったダンボール・衣装ほか。
車に大きいものから入れて後ろもサイドミラーも見えないくらいの満杯。1時に芸文ホール小ホール駐車場に停めて搬入。
楽屋に行くエレベーターを間違えて入れないのでまた戻ったりしながら楽屋へ。
今回はプログラムの1曲目「花吹雪」を弾く前に震災の時にすぐに多額の義援金を送ってくれたテマーソンのことをお話しトミーさんにはドイツ語で犠牲者へのメッセージを話してもらい、私が日本語で通訳。これはドイツ語に堪能な堀内えりさんにお願いして台本を作りました。最後にトミーさんが日本語で「にっぽんに、うつくしい さくらが さきますように」と言ってもらい舞台中央においた花瓶に桜の枝を献花してもらう。それから「花吹雪」の演奏。
震災から1年。みなさんの心に響く素晴らしい演奏でした。
2曲目からは気分を変えて彼が1年かけて選び抜いた名曲・超絶技巧の曲などため息の出る音色に酔いしれました。
デュオではトミーさんの素晴らしい音色を壊さないように・全身全霊の音を出そうと心して演奏しました。
2部ではトミーさんはバイエルンの民族衣装に着替えて舞台に出るとお客様から「(*’▽’*)♪ワーッ」という反応!この演出は去年ドイツに行ったときに計画していたもので大成功。私はグリーンのドレスからピンクに着替えて出ました。
グリーンのドレスはハナウから40キロ離れた民族衣装の専門店にトミーさんが連れていってくれてお母さんと一緒に選んだもので今回が新品
2部も終わりアンコールの後、エーデルワイスをお客様と歌うはずのところ、いきなりエーデルワイスを演奏し始め、舞台裏で聴いていた私はびっくり!お客様も歌い始めたので仕方なくクーグロッケンの机を持って舞台へ。打ち合わせがうまくいかなかったことをお詫びして、再度チター・クーグロッケン・歌となりましたがトミーさんにテンポを言ってなかったのでこれも合わず。最後はお笑いみたいになってしまいました。終演後、ホワイエにお見送りした際には、来てくれた友人たちが「あれもご愛嬌で良かった」と言ってくれました。友達は有難いです。
ハナウと鳥取市が姉妹都市ということで鳥取にも招待状を出しましたところ関西事務所の方がおいでくださいました。
お忙しいところおいでいただきありがとうございました。
帰りも車に積み込んで帰宅。家に帰ったらすぐに荷物を降ろし、明日の朝には高松コンサートで使うプロジェクター・スクリーン・チターテーブル・・CD・プログラムなどを宅急便で出す用意です。
コンサートが無事に終わったと思う暇なくあと,2回のコンサートに気を引き締めていかなくては。

カテゴリー: 新着情報   パーマリンク