ゲルトルート フーバーさんの思い出(M.E)

20数年前、和子さんと二人でミュンヘンに行った時、当地在住の日本人家族に大変お世話になり、ゲルトルート フーバーさんのコンサートに連れて行ってくださいました。その演奏は今まで聴いたチター曲・奏法とは全く違うものでしたので衝撃を受けました。テクニックも素晴らしくチターでこのような曲が弾けるものなのか、と感動しました。その後、ミュンヘン大学薬楽科在学中のお嬢様が通訳になってフーバー女史にレッスンを受けに行きました。アパートの階段を探しながらお部屋にたどり着いたことを思い出しました。レッスンは上がってしまって何を習ってきたのかは全然覚えていませんが、ほんの初歩の私たちに何を教えたらいいのかフーバー女史も困られたことでしょう。あれから20数年。和子さんがフーバーさんとともにオーストリアで講演されることに感無量の想いです。和子さんのこの20年間の努力の結晶の日本の歌がチターで演奏される事は多くの聴衆を魅了されることと信じています。

カテゴリー: 新着情報   パーマリンク