コンサートとリハーサル(3/9)

9日はいよいよ西宮市の芸術文化センターのチターコンサートです。正午より、みな楽屋に入り、コンサート本番の準備やリハーサルを行います。台本の確認や演奏時間の打合せ、照明の具合等結構大変です。いろいろ芸術文化センターのスタッフの方に助けて頂きながらの準備でした。ここのスタッフの方はいつもたいへん親切にして頂き、本当に感謝しています。さて、今回のコンサートでは、初めに東日本大震災の犠牲者にトミーさんが桜の花と、曲を捧げたいという事でしたので、この時期、桜を探すのにおおあわて!ついに彼岸桜を暖房の効いた部屋等に入れる等して、当日は満開に花が咲きました。お花屋さん、ありがとうございました。桜を壺にいける前に、トミーさんがドイツ語で挨拶をすることになっていましたので、トミーさんは桜の枝を持っての挨拶でしたが、リハーサルでは、トミーさんが桜の枝を高々と上に上げて持っていたので、「それでは、まるで自由の女神です!」っと言って、みんなで笑ったり、本番前の準備はいろいろあって、思い出に残りました。本番では、まず惠藤先生が東日本大震災の直後、「震災で困っている人のために役立てて欲しい。」という手紙とともにトミーさんから多額の義援金を頂いた事を紹介し、トミーさんは厳かに桜の枝を捧げ持ち、心のこもったスピーチをされ(同時通訳は堀内さんの協力で惠藤先生がしました)、その後慣れない手つきで桜の枝を壺にいけて(これも何度も練習しました)、日本古曲「さくらさくら」をチター奏者石原和子さんが編曲した「花吹雪」をみごとに演奏されました。そして、感動的にコンサートは開演されたのでした。・・・つづく

 

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