コンサートのアンコールで・・・

美しい「花吹雪」の演奏で始まったトミーテマーソンチターコンサート。画像に掲載しているプログラム通りに順調に進んでいきました。途中の休憩時間には、ホールのホワイエに楽友会の皆さんが持って来られたたくさんのチターを展示して、実際に触れたり、演奏して楽しんで頂きました。第2部ではトミーさんがチロル地方の民族衣装に着替えての演奏。惠藤先生とのデュオも息がピッタリと合いプログラム最後のトミーさんのソロ「第三の男・ハリーライムのテーマ」の演奏も終わり、喝采の拍手そしてアンコール演奏へ・・・とここまでは良かったのですが、打合せの手違いで(なにしろ英語とドイツ語の話なので・・・)トミーさんがいきなりコンサートの最後に惠藤先生のクーグロッケン(鈴のようなもの)と一緒に観客の皆さんと歌うはずだった「エーデルワイス」を演奏し始めてビックリ!もう止められません。あ〜何という事・・・。惠藤先生も演奏の途中で、クーグロッケンを並べたテーブルを持って、いそいそと真っ赤な顔ををしてステージに登場した時はどうしようかと思いました。観客の皆さんも、何か不思議な展開と思われた方、新しい演出かと思われた方もいらっしゃっいましたが、トミーさんの演奏が終わった後、惠藤先生が「手違いで、皆さんと歌うはずだったエーデルワイスをトミーさんが演奏してしまいました。。。皆様、ごめんなさい。」と発言。ホールは暖かい笑いにつつまれました。そして、今度は気をとり直して、トミーさんのチター伴奏と惠藤先生のクーグロッケンのメロディー演奏で、観客の皆さんと「エーデルワイス」を大合唱。感動の拍手の中、コンサートは終了いたしました。トミーさん、惠藤先生ごめんなさい。私がしっかり打合せをしなかったばっかりに、こんな事になってしまって・・・(春巴 談)

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