エリザベートの愛したチターとお菓子3(番外編)(春巴)

昨日、チターカフェコンサートも無事終わり、そして打ち上げも盛り上がり、結果飲み過ぎた我々は、朝、写真家の坂本潤一さんの写真スタジオにお邪魔しました。

坂本さんがポートレート写真を撮影して下さるというので、チターを持ってスタジオに向いました。他の撮影で込み合う中、スタジオを開けて頂きほんとうに感激です。惠藤先生と私も服を着替えて、どんなポーズになるか考えていた所、そこはさすがに数々の賞を受けられた坂本さん。チターを演奏するように言われました。ポーズは一切とらずにとにかくチターを演奏してくれという事でした。演奏していると坂本さんの指示でいろいろな照明が動いたり、背景が動いたりします。カメラも移動していて、一瞬何十回かシャッター音がしました。これで終わりです。惠藤先生の撮影も私と同じ撮影方法です。スタジオでの撮影方法が初めてだったので、ビックリしました。写真を公開したいのですが、著作権の問題でお見せできないのがとても残念です。

撮影が終わると、小倉郊外の平尾台というカルスト台地に車で出発です。数万年前には海だった所が隆起してできた台地だそうです。

そこには鍾乳洞がたくさんあり、その一つの牡鹿洞という珍しい垂直鍾乳洞に入りました。鍾乳洞の入口には、管理人さんの飼っている可愛いネコが番人をしていて、入場者の数を数えているようでした。このネコちゃん、カメラを向けると顔を上げてカメラ目線になり、撮り終わるとまた寝るという看板ネコなんです。

 

鍾乳洞の入口は、いきなり高さ30m(ビルの9階建て位)の大きな穴!その穴を急な鉄骨階段で足を滑らせないようにしながら降りて行きます。

下の広い所に着くと、今度は所どころ頭をぶつけるような鍾乳洞が続いて行きます。

ここでチターを弾いたらきっと幻想的で素晴しいだろうなと思いながら歩いていると、足を滑らせ危うく転びそうになる始末・・・。すると、突然、わたしのお腹に激痛が!そう、トイレに行きたくなったのです。これは大変まずい!!当然鍾乳洞の中にはトイレ等ありません。鍾乳洞の奥から、地下30mの広場に戻り、そこから、急な階段で30m登らないと行けません。駆け足で登ってもう汗みずく・・・やっと受付のトイレに入った時にはへとへとでした。しばらくすると、皆さんも戻って来られて、しばしの休憩。その後、近くの資料館の展望テラスに登り美しい風景を眺めていると、今度は惠藤先生の悲鳴!すわ、事件か!と思いきや、テラスの手すりに付いていた鳩のフンに先生は気づかずに手を付いたのでした。今度は惠藤先生が走って手を洗うためにトイレに!!今日は何やらトイレに縁のある日です。もう2ヶ所くらい鍾乳洞に行こうと計画していましたが、初めの垂直鍾乳洞に疲れ、お腹もペコペコ・・。近頃この辺りで有名な「小倉肉うどん」のお店に向いました。私もテレビ等では知っていましたが、「小倉肉うどん」は初めて。「蔵(くら)」というお店に入りメニューをあれこれ(ほとんどが色々な肉うどんのメニュー)見て悩んでいると、お店の方が「ほほ肉の肉うどんが一番お勧めです!」というので、皆それにしました。出て来た肉うどんに一同ビックリ!ダシが真っ黒なんです。

うどんも、ややダシの色に染まっています。その上に大量の肉とおろしショウガ・・・。「辛そーーー!」でも、食べてみるとそんなに辛くなく美味しいのです。ほほ肉はじっくりと柔らかく煮込まれていてこれがまた何とも美味しい!それにサービスで付いてくる自家製のぬか漬けの美味しさ・・。何とも言えません。また今度行こうと思って営業時間や定休日等いろいろ聞いてしまいました。以下が、「小倉肉うどん 蔵」のホームページです。お近くに来られた方はお勧めのお店です。

http://kura.ftw.jp/index.html

それから、ぶらぶらしながら、惠藤先生の帰りの新幹線まで時間がかなりあったので、またまた昨日の打ち上げ会場の「四方平」へ。結局すぐに飲みたくなる春巴です(反省)。食べながら、飲みながらいろいろ話しをしている間にそろそろ惠藤先生とお別れの時間。先生を皆で駅まで送って行きました。

こうしてあっという間の小倉の2日間は楽しく過ぎていきました。次回もこんなに楽しいコンサートと打ち上げができたらなと思います。

カテゴリー: 新着情報   パーマリンク